×

Arshes v1.17.0 「手ぶれ補正とUGCの安全性」リリースノート

はじめに

7/10 に Arshes v1.17.0をリリースした

オープンβテストへの参加はこちらから

サマリ

新機能

  • 手ぶれ補正
  • フィルター報告機能
  • ユーザーブロック機能

機能改善

  • エフェクトエディターでクイックメニューのアクセスを改善した

バグ修正

  • ホワイトバランスを変更した時にHUDに反映されないバグを修正
  • 新規作成したエフェクト・フィルターがリストを更新しないと表示されない不具合を修正

手ぶれ補正

前から欲しいと思っていた手ぶれ補正を入れた。 手ぶれ補正には複数のモード(AVCaptureVideoStabilizationMode)があり、使用するレンズごとによって何が使えるかも変わる。ここでいうレンズは厳密にはAVCaptureDeviceのことで、Triple、Dualなどの仮想デバイスも含まれるし、解像度やFPSごとにも使える機能が変わってくる。

現在手ぶれ補正で使えるモードには以下がある。

  • off
  • standard
  • cinematic
  • cinematicExtended
  • cinematicExtendedEnhanced
  • previewOptimized
  • auto
  • lowLatency
AVCaptureVideoStabilizationMode | Apple Developer DocumentationAn enumeration of video stabilization modes that capture devices and formats support.developer.apple.com

普段使いにはstandardかpreviewOptimizedが良いと思う。 cinematic系は遅延が大きいのでカメラワークをしっかりするときとかに使うと良いのかも。

この動画はcinematicで撮った。

iPhone15 ProでTripleレンズを使う場合は、4K・30FPSの場合はoffとpreviewOptimizedしか使えないが、4K・60FPSにするとoff、standard、cinematic、cinematicExtended、cinematicExtendedEnhanced、previewOptimizedが使える、みたいなことが発生する。前にも書いた気がするがiOSのAVCaptureDevice周りはかなり複雑かつ多様になっており、難しい。なので、アプリ側でやれることとしては

  • 機能を制限する
  • 機能を制限しない代わりにAVCapureDeviceが変更されたときに安全にフォールバックする

のいずれかをする必要がある。Arshesは基本的にはハードウェアのスペックをできるだけ出し切りたいので、後者を選んでいる。似たような話として、解像度と画角とFPSの話がある。たとえば、iPhone15 Proでは4KかつUltra Wideレンズで4:3で撮影したいときに、30FPSなら最大限広角にできるが60FPSにする場合は16:9の映像の上下を切る必要があるので、画角が狭くなる。

こういう端末依存の裏事情を知っていると、色々なカメラアプリを触るときにプレビューのFPSや4:3と16:9の切り替わり方などをみると違いに気づけて楽しいかもしれない(?)

UGCの安全性

ストアに公開する準備を進めている。 ArshesはUGC(= user-generated contents)プラットフォームなんだが、こういう場合には悪意あるユーザーの投稿などを報告したり、ブロックしたりする機能が必要になる。報告されたら開発者はすばやく対処できる必要があったりもする。

今回は、実装をサボっていたフィルターの報告機能と、ユーザーのブロック機能を実装した。 ブロックしたユーザーのコンテンツがリストなどから表示されなくなるので、Twitterにおけるミュート機能に該当する。

次やること

いよいよストアに公開する。 審査はすでに3回落ちた。v1.17.0で入れたブロック・報告機能が動線が深くて気づいてもらえなかったようなので、v1.18.0で動線をもう少しわかりやすい場所に移動した。ちょうど先ほど審査に提出したので、祈るのみ。

アプリにはまだまだ改善すべき課題があるが、ともかくさっさと公開して、ユーザーに触ってもらって、数字を見ながら考えるのが良いように思う。

Continues

Continued by

Referenced by